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2006年2月19日 (日)

東京タワー

ゴルフはまだ入院中で、引き続き愚痴。普段は土日でも遊びに行くか会社に行くか、どちらかなのですが、代車のコロナが悲しくなるほどひどい車のため、この車に乗りたくないという理由だけで、どこにも出かける気になりませんでした。ほんとうに久しぶりに、家でゆっくりしました。ギターを練習したり、本を読んだり。。。

リリー・フランキーの著書 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 を読みました。けっこう話題になってるみたいで、私もタイトルぐらいは知ってましたが、同僚から読むように薦められて、貸してもらったので読んでみました。詳しく書きませんが、母親と強いつながりを持ちつつ育った、リリー氏の自叙伝 (後悔記) です。結論から言うと、私はこの作品、まったく好きになれません。それには大きく分けて 3点の理由があります。

1. 書き方がくどい。最初の数ページで、読むのが辛くなりました。薦めてくれた同僚に何らかのレスポンスを返さなければいけないので、義務感から最後まで読もうとは思ったのですが、とにかく辛かった。全部で 400ページ以上の本ですが、最初のほう 100ページ以上、飛ばしました。たぶんそのへん読んでも読まなくても、読後感は変わらないと思います。

2. 最初の数ページで、話の方向性、著者がこれから何を書こうとしているのかが 90%以上読めてしまう。最後まで読んだ結果、その読みはほぼ当たっていました。彼はモノ書きなのでしょうか。それとも素人なのでしょうか。

3. 彼はこれを40代のオヤジになってから書いたと思われるのですが、いい年したオトナの書くことではない。私はこんなこと、20代ですでに卒業してます。終始怠惰感が漂い、そしてその先の展望がない。こういうことは、男はぐっと腹の中にしまい込んで、自分で解決していくべきであり、こんな形で世に公表することで現実逃避しているようにしか見えない。飲み屋で男友達相手に、「オレ、○○ちゃんのこと、好きなんだけど。。。」 グヂグヂこぼしてるだけで告白することすらできない、女々しい男の行動パターンと思います。リリー・フランキーというおっさん、テレビで見てけっこうかっこいいオッサンだと思っていたのですが、一気に興ざめしました。

この本が好きだと思う人、太宰治の 「人間失格」 をぜひ一度読んでみてもらいたいです。ホンモノとニセモノの違いが、明白にわかると思います。

感性は人それぞれ、他人に口出しするようなことではないのですが、あまりにも時間の無駄をしてしまったので書きました。

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